LPIC101_systemd

SysVinitのランレベルとsystemdのターゲット

 

ランレベル  ターゲット

0      poweroff.target

1      rescue.target

2、3、4  multi-user.target

5      graphical.target

6      reboot.target

 

systemctlコマンド

サブコマンド 用途

disable    サービスの自動起動を無効にする

enable    サービスの自動起動を有効にする

get-default  次回起動時のターゲットを表示する

halt      システムを停止しhalt状態にする

is-active    サービスが起動しているかを表示する

list-unit-files  すべてのUnit定義ファイルを一覧表示する

reboot    システムを再起動する

reload    サービスの設定ファイルを再読み込みする

restart    サービスを再起動する

set-defalt    次回起動時のターゲットを設定する

start     サービスを起動する

status     サービスの状態を表示する

stop     サービスを停止する

poweroff   システムを停止電源を切断する

 

 

 

LPIC101_udev

ホットプラグデバイスを接続した際に、デバイスファイルを動的に作成するのはudev

 

バイスファイルとはLinuxに接続されているデバイスをファイルとして扱うためのファイルです。デバイスファイルは「/dev」ディレクトリ配下に配置されます。

udev(Userspace DEVice management)はデバイスの接続を検知(カーネルから通知される)した際、デバイスファイルを動的に作成します。

LPIC101_D-Bus

D-Bus(Desktop Bus)

 →プログラム同士が情報を伝達するプロセス間通信機構

  Linuxではdbus-daemonなどがプロセス間通信の中継を行います。この機能により、例えば新しいデバイスの認識情報を他のアプリケーションに伝達し、そのアプリケーションが新しいデバイスをすぐに使えるようになるなどのシステム管理上の利便性も向上します。

 

参考

PCIバスの後継
PCI-Expressの説明です。

・SysVinitの置き換え
systemdやUpstartの説明です。

・デバイス情報を抽象化したもの
バイスファイルの説明です。

LPIC101_modprobe

modprobeは依存関係を考慮してカーネルモジュールをロードまたはアンロードするコマンドです。

 

modprobeの設定ファイルには主に次のような設定を記述できます。

 

options: 各カーネルモジュールのデフォルトパラメータを指定する
alias: カーネルモジュールに別名をつける
install: 特定のカーネルモジュールのロード時に実行されるコマンドを指定する
remove: 特定のカーネルモジュールのアンロード時に実行されるコマンドを指定する
blacklist: ロードしたくないカーネルモジュールを指定する

LPIC101_/proc

ハードウェアおよびシステムリソースなどの情報を扱うための仮想的なファイルシステム

 

/procディレクトリ配下

interrrupts

 →IRQに関する情報

ioports

 →I/Oアドレス

bus/pci/devices

 →PCIバイスに関する情報

bus/usb/devices

 →USBデバイスに関する情報

mominfo

 →メモリに関する情報

dma

 →使用中のDMAチャンネルに関する情報

modules

 →ロードされているカーネルモジュールに関する情報

scsi/scsi

 →SCSIバイスに関する情報

 

 

 

LPIC101_USBデバイスクラス

USBデバイスクラス

 

HID(Human Interface Device)

 →キーボード、マウス、ジョイスティックなど

Mass Storage Class

 →ハードディスク、USBメモリーなど

ACM Communication Device Class

 →モデム、TAなど

Audio Class

 →スピーカー、マイクなど

 

LPIC101_lspciコマンド

lspciコマンド

以下のような情報が読み取れる。

 

・(1)PCI識別番号 
・(2)PCIバイスの種類 
・(3)ベンダー名(ベンダーID) 
・(4)デバイス名 
・(5)バスの速度(詳細表示のみ) 
・(6)IRQ番号(詳細表示のみ) 
・(7)I/Oポートアドレス(詳細表示のみ)